2004年12月28日

今日が仕事納めのかたへ。

今年もお疲れ様でした。

どうぞ、この日も。
ミナサマに、いい日でありますように。
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2004年12月27日

「魂のいちばんおいしいところ」 谷川俊太郎

神様が大地と水と太陽をくれた
大地と水と太陽がりんごの木をくれた
りんごの木が真っ赤なりんごの実をくれた
そのりんごをあなたが私にくれた
やわらかいふたつのてのひらに包んで
まるで世界の初まりのような
朝の光といっしょに

何ひとつ言葉はなくとも
あなたは私に今日をくれた
失われることのない時をくれた
りんごを実らせた人々のほほえみと歌をくれた
もしかすると悲しみも
私たちの上にひろがる青空にひそむ
あのあてどもないものに逆らって

そうしてあなたは自分でも気づかずに
あなたの魂のいちばんおいしいところを
私にくれた
――――――――――――――――――――――――――――――
貴方の魂のいちばんおいしいところは、ちょっと苦い。

ピリっと痛む程に、ちょっと辛い。
つんと涙が零れそうに、ちょっと酸っぱい。

 そして ・・ほんのちょっとだけ甘い。

欲しがりの私が、いつも欲しい欲しいと駄々をこねても
なかなか貴方はくれないけれど
ときどき貴方はふと思い出したかのように、それを差し出す。

ぁぁ。ぺろり。 ・・触れた私の舌先は、たちまちに痺れてしまう。

そうすると、
いつだって、さも満足げに貴方はそれをすぐに引っ込め、

私の中には、貴方の魂のとろりとした感触だけが残るのだ。

貴方の魂のいちばんおいしいところは、
まるで、私が好きな貴方のあれとおんなじ。とっても不思議な味がする。
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2004年12月26日

「花はたださく ただひたすらに」

「相田みつをの詩やくざ」 中学教諭が生徒からかう
 詩人で書家の故相田みつをさんの詩を書き初めに書いた横浜市立中の元女子生徒が、国語教諭にやくざの言葉だ、とからかわれて精神的苦痛を受けたなどとして、市に350万円の慰謝料などを求めた訴訟で、横浜地裁は25日までに25万円の支払いを命じた。
 判決理由で河辺義典裁判長は「教育者として不適切な言動」として教諭らの責任を認定した。
 判決によると、元女子生徒は3年生だった2001年1月、国語の授業の際、冬休みの宿題の書き初めで「花はたださく ただひたすらに」という相田みつをさんの詩を題材にして提出。教諭が自らのほおを指でなぞり「こういう人たちの言葉だ」と発言した。その後元生徒は同級生に「やくざ」と呼ばれるようになり、卒業文集に顔に切り傷のある似顔絵を描かれた。
(12月25日 高知新聞)

たとえば国語の教師だからといって、
世の中のすべての詩を、
すべての詩人を、知っていなければならないとは思わない。

ただ、純粋にこの詩を目にしたとき、
彼の心にはそんなイメージしか浮かばなかったのだろうか。
 
教育とは何だろう。
教育者とは何だろう。

教師としての彼の、無知を弾ずることは簡単だ。けれど、私はそれ以上に
この記事に、彼の人としての哀れを見た気がしました。

「教師が書初めけなし、いじめに 市に25万円支払い命令−横浜地裁」(毎日新聞)
相田みつを 作品紹介・略歴(テレビ朝日)
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2004年12月25日

「トスカのクリスマス」

星の数ほどのクリスマス絵本があるけど、
そしてそのどれもが、それぞれにあたたかで素敵だけど、

私が好きなのは「トスカのクリスマス」という、
定番というほどメジャーではないかもしれない、ねこが主人公の小さな物語。

「トスカのクリスマス」


誰もが楽しそうなクリスマス。
邪険にされるトスカは、そんなクリスマスの日が嫌い。

 暖炉のわきの、いつもトスカがすわるいすのあるところには、大きなモミの木がたっていました。木には、きらきらひかるボールや、豆電球や、リボンが、にぎやかにかざられていました。
「トスカちゃん、クリスマスツリーをみてごらん。クリスマスって楽しいでしょう?」
 楽しくなんかないわよ。トスカは木の下にもぐりこんで、すねています。トスカはクリスマスなんかちっともすきではありません。みんないそがしそうです。自分たちばっかり楽しんでいるみたいです。あたしのことなんか、すこしもかまってくれないわ。それに、だれもあたしにプレゼントなんかくれないもーん。
 トスカは、クリスマスプレゼントというものをもらってみたいなと、ずっと思っていました。

 ――――――――――

 トスカは庭へとびだしました。まっくらです。雪がふっていました。おお、寒い! 空をみあげると、大きな月がでています。鼻を窓ガラスにおしあてて、おうちの中をのぞいてみました。中はあたたかそうです。中にいれてよ! トスカはガラス戸をひっかいてみましたが、だれひとり気づいてくれません。みんないそがしそうです。みんな楽しそうです。
 雪だるまは、あたたかい友だちというわけにはいかないわ。

 ――――――――――

 サンタさんはやさしそうな人でした。トスカは安心して近づき、サンタさんのブーツにからだをすりよせました。
「やあ、ネコちゃん。こんばんは。」と、サンタさんがいいました。
「こんなところで、さむかないかい? おうちの中にはいったほうがよかないの?」
 そうよ、そうよ、そうなのよ。トスカはのどをならしました。
 サンタさん、ありがとう! トスカはサンタさんの大きなふくろにもぐりこんで、サンタさんといっしょに、おうちのえんとつをおりました。でも、トスカははずかしがりやさんでしたから、「あたしにも、なにか、プレゼントをもってきてくれた?」なんて、とてもとても口にだしてたずねることはできません。

 ・・果たしてトスカはプレゼントを貰えるのでしょうか。
 トスカの願いは叶うのかしら。 ・・そんな物語です。


緻密なタッチの絵がとてもきれいな翻訳絵本なのだけど、調べてみたら、
残念ながら今は入手困難なのかもしれないです。 m(..;m
 ■ 紀伊国屋書店
 ■ amazon.co.jp
 ■ 復刊ドットコム
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2004年12月24日

MERRY CHRISTMAS ...

ブルーポインセチア
♪ A very Merry Xmas
♪ And a happy New Year
♪ Let's hope it's a good one
♪ Without any fear

何の迷いもなく、またいい年であることを祈ろう・・。

<「HAPPY XMAS (War Is Over) by Yoko Ono and John Lennon」より>

ポインセチアライン

街角がイルミネーションに彩られ、
明るい店々には、プレゼントを選ぶ人たちの微笑み。

今年もあっという間に、そんな季節になりました。

大好きな人がいますか?
大事な人がいますか?
大切な人がいますか?

その人は元気ですか?
その人は笑っていますか?

それぞれの人が、それぞれの思いで迎える今日。

どうか、みなさまによい日でありますように。

大好きな人がいますか?
大事な人がいますか?
大切な人がいますか?

その人のために、あなたは元気ですか?
その人のために、あなたは笑っていますか?

ポインセチアライン
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2004年12月21日

「SENTIMENTALovers」

「疲れてるんだよ、おまえ。」
「体調はいかが? 無理しないように。」

昨夜そして今朝・・
彼にかけてもらった言葉で、私は初めて、仕事を休むことを思いついた。

 ――――――――――

ひさしぶりにCD屋さんに行って、平井堅のDVDとCDを買いました。

SENTIMENTALovers  KenHiraiFilmsVol.7  MTV_UNPLUGGED_KenHirai

平井堅・・
ルックスは特別好みではないんだけど、彼の歌う歌と、歌声が好き。

 ♪さびしいときは あとすこしつきあって
 ♪うまく話をきいてくれないか
 ♪君の声だけが こころを軽くする
 ♪ただあいづちを打ってくれるだけで

 ♪君がいないと 僕は本当に困る
 ♪つまりそういうことだ きみはぼくのともだち

               (「キミはともだち」より)

これから暫くの間、エンドレスで平井堅ワールドに嵌る予定。

 ――――――――――

何かにぶつかったとき、何故だか私は「死んでやる」と思ったことがない。
 ・・一度だけ「いっぺん死んでみ? 自分。」と思ったことはあるけど。
むしろ何かあっても「よっしゃ、生きてやろう」と思う。

そんな私を、昨夜も彼は
「おまえは、しぶといよな。殺しても死ななそうだ。」と言って笑ってくれた。

私は死ぬのが怖いんだと思う。
この世に未練がたくさんあって、まだまだ死ぬわけにはいかない。

まだまだ考えたいこと、知りたいこと、わかりたいことがたくさんある。
 その日までに、すべての謎が解けるのかどうかもわからないけど。

決して口数の多い人じゃない。
無駄なことは喋らない。
私のように、のべつ話し続けたりしない。
ときどき何処にいるのかさえ、わからなくなる。

だけど貴方は、いつもちゃんと私を見ててくれる。
沈黙の中に、あのときの「大丈夫、大丈夫だから」の声が蘇る。

貴方が居ないと、私はつい休むことも忘れてしまう。

貴方が居ないと、私は本当に困る。

▼今日の3枚
SENTIMENTALovers (CD)
Ken Hirai Films Vol.7 (DVD)
MTV UNPLUGGED KEN HIRAI (DVD)
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2004年12月20日

今は。

一年と少し前、ちょっと私が追い詰められた感情になったことがあって、
そのとき私は彼に「こんなことで・・終りたくない。」と言った。
そのときの答が、
「今は、まだ終わりのことなんか考えなくていいんじゃないか。」だった。

昨夜の私は、とても疲れていて彼の前で泣いたのだけど、
泣きながら「ここでしか泣けないなんて、間違ってるのかな。」と言ったら、
「ここでしか泣けないなら、それでいいんじゃないか。今は。」と言ってくれた。

いつも殆どの言葉を断定口調で終らせる彼が、
ときどき語尾のニュアンスを曖昧にすることがある。
そこには彼自身の迷いもあるのかもしれない。
それでも彼はいつも私の気持ちを汲んで、最大限、誠実に受け止めてくれる。

私は彼から「ずっと」とか「永遠」という言葉を聞いたことがない。

私はときどき「ずっと傍に置いてね」とか「永遠に続くといいな」と言ってみるけど、
それは決まってスルーされる。
「出来ない約束はしない」が彼の信条なら、彼は最大限、自分にも誠実なのだろう。

確かに、明日の気持ちなんて誰にもわからない。
彼の気持ちも、私自身の気持ちでさえも。
見えない言葉の約束に縋るより、
今を大切にすることのほうがずっと確かなことなんだろう。

 それでもヘタレな私は「ずっと」なんて甘い言葉に、溺れてみたくもなるけどね。
 それを甘やかさないのが、オツキサマってことなのかな。

彼の言う「今は」が、確実に今日のことであり、そしてその「今日」が、
私は、明日も明後日もずっとずっと、永遠に続けばいいと思っている。

   ――――――――――

「今っていつまでなの?」もし私がぶつけたら、彼は何と答えるだろう。
「今は今だよ。」・・そう言って、いつものように笑うのだろうか。

それを気にする私のほうが「今」の期限を意識し過ぎているのかもしれないね。

 ・・ぁぁ、でもこれだけは信じてね。
 私は今、貴方の傍にずっと置いて欲しいと思ってる。
posted by sizuku at 15:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月18日

ここだけに

詩の一片に
ドラマの台詞に
小説の情景に
誰かの書いた記事に

あなたを見つける

わたしは胸が締め付けられるように苦しくなる


どこにでもあなたは居る


なのに今、あなたは今、ここだけに居ない
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2004年12月14日

ふたご座流星群

思い切り部屋を温かくして、窓を開け放ち、
ゆっくりと薄雲が流れていく初冬の夜空を眺めていました。

目印は、私の部屋の窓からちょうど真ん中に見えるオリオン座。
静かな夜。じっと目を凝らして見上げる空。

「あ・・。」 ・・都会の空にも星は流れた。

「今の、見えた?」
小さく呟いてみた私の声は、今まさに目にしたばかりの流星のように、
冷たい空気に吸い込まれるように消えていった。

今夜は、貴方も見ただろうか。・・ふたご座流星群。

 貴方の空のほうが、きっと澄んでるよね。
 そして空気はきりりと冷たいだろう。

夜空を眺めながら私は、特別未来に願うこともなく、
ただ今、この流星群を、貴方もそこで見ていてくれたらいいなと思っていました。
posted by sizuku at 01:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月13日

流れ星

ふたご座流星群の見え方

「冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」が、13日夜にピークを迎える。東の空のふたご座付近の1点(放射点)から流星が飛び散るように見える。真夜中にはふたご座が空高く上り、14日明け方まで観測できる。条件がよい場所では、1時間あたり50個以上見ることができそうだ。」

 離れていても。
 同じ空に。

 ・・見られるといいな。

ふたご座流星群、13日夜ピークに(asahi.com)
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2004年12月11日

貴方の言葉

「おまえだけ、温かい布団でぬくぬく寝かしておいてなるものか。」
 ・・そんな貴方の、悪戯な笑顔が浮かんだ早朝のメール。

 今週の私は風邪っぴきで、明日はやっと朝寝坊出来る・・
  昨夜そんな話をしたのがいけなかったのかな。(笑)

「今朝もすでに通勤の途中。」
 ・・たったそれだけの、言ってみれば、ぶっきらぼうな貴方の言葉。

だけど貴方は私を知ってる・・ふとそんな気にさせる貴方の言葉。

そこに居る貴方が好きよ。 ・・どこに居るのか、知らないけれど。(笑)
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2004年12月07日

好きだから言えなかった。

昨夜は貴方に言えなかった。

「大好きな貴方におやすみなさい。」 いつもの言葉。

 ・・だって貴方がイジワルするから。

 ・・だって私が貴方を大好きだから。


私はヒネクレモノじゃないよ。

 私は、貴方を好きなのに、言えなかったんじゃないもん。

 私は、貴方が好きだから、言えなかったんだもん。

  ほら。私はスナオでしょ?

――――――――――――――――――――――――――――――
慎重に慎重に積み上げた積み木を、いい具合に積み上がったところで一気に崩す。
 ・・そんな感じ。

そしてまた、慎重に積み上げていく。

 積みあがっていく積み木は、前よりもしっかり高くなる。


「高く積めば積むほど、崩す楽しみは大きいよね。」


貴方と居ると、ごくまともな私が出来上がっていき、
同時に、私のどうしようもなさもどんどん深まっていく気がするよ。

 はっきり言って、それは不愉快。

 けれどどこかで・・気持ちいいんだ・・。
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2004年12月06日

権利だとか、義務だとか、
私が差し伸べるこの手に、そんな意味はない。

権利だとか、義務だとか、
貴方が差し出してくれるその手が、そんな意味なら、私は要らない。

 ただ貴方に触れたいから・・
 その一心で、私はこの手を精一杯に貴方へ伸ばし続ける。

「欲して欲して止まない気持ち」 ・・伸ばす手の、意味はそれだけ。


 ただ貴方が欲しいから。


 ・・私に触れて。

 ぁぁ、その手で・・私に触れて。
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2004年12月05日

気紛れで・・

ちょっと背景を変えてみました。
冬季限定・・雪の love.log です。
posted by sizuku at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

剃毛してます。

 ・・というか、私の場合は抜毛してるんですが。

何でそんなことしてるの? 誰かに言われて?
 ――― Non.

じゃぁ、もともとそんな趣味があったの?
 ――― もちろん、Non.


きっかけは、確かに「彼」だった。

夏の初め、深夜になって急に翌日の待ち合わせの約束が出来て、
「そうそう。で、来るときは剃って来いよ。」 ・・彼はそう、さらりと言った。

「え。」・・
もちろん絶句はしたけど、言われて私が、彼の言うことをきかないわけがない。

指示通り、生まれて初めて、私はそこをつるんつるんに剃り上げて、
これまた指示通り、上下とも下着をつけずスカート姿で出かけたのだった。

道すがら、私の身体は暑くなり始めた陽射しと緊張でもう汗だくになっていて、
逢うなり「お願いだからまずシャワーを浴びさせて欲しい」と本気でお願いしたのに、
彼には完全に無視されてしまった。

「いいから。 ・・ほら、点検してやる。」

自分で剃り上げたあそこも、すでに汗ばんでいた身体も、
私には耐え難いほど恥ずかしかった・・。

 剃毛に関して、彼の指示らしい指示は、そのとき1度きり。


おそらく・・これは聞いたこともないので、完全に私の憶測なのだけれど、
その後、私がまたそれまで通りに毛を生やしても、
彼は特別、何も言わなかったような気がする。

けれどそれからこっち、私は自らずっとその状態をキープするようになっていた。


不思議と私は、この記事にあるthorn_roseさんのように、
彼の周りの他の女性のことを考えたことはないなぁ。

彼も言わないし、私も聞かないし、
彼が抱く他の女性のあそこがどんなでも、私にはさっぱり関係がない。

ただ、好きな男に操立てするのに、こんな方法を思いついた。
それはただ私が、そういう変わった女だった、ってだけのこと。

 むしろ彼は・・こんな私に、面白おかしく呆れているのかもしれない・・。


これは誰に言われたからでもなく、「私の身支度」だと思っている。

 場所が場所だけに、
 服や髪やメイクのように誰もが一目で見てわかるものでもないけど。

誰にでもそう簡単に見せられるものじゃないからこそ、
私はいつもきちんと整えておきたい。
posted by sizuku at 00:42| Comment(12) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月02日

雑踏

いつもの雑踏を、
少し上を見るように、遠くを見るように、顔を上げて歩きました。

今日、ふっと思い出したの。
貴方が背が高かったこと。

そして、ふと思ったの。
この雑踏で、もしも貴方を偶然見かけるなら、私の目線はこの位の高さだろう、とか。

見渡してみると大勢の人が行き交う駅の雑踏で、頭ひとつ飛び出す感じで、
背の高い人たちというのが、私の目に飛び込んでくる。

「ぉ。これなら・・きっと貴方が見つかるわん♪」 ・・なぁんて。(笑)

私は自分のあまりに「ナイスな発想」に、歩きながら一人悦に入り、
思わず忍び笑いが込み上げてしまう。
 
 きっとそんな光景は、すれ違う人にはかなり不気味だろう。(笑)

貴方の背の高さ。
決して忘れているわけでもないのに、何故かふっと思い出したりもする。

そうすると連鎖的に、貴方の笑顔とか、掌の温かさとか、私を喜ばせてくれた言葉とか、
次から次へと浮かんでくる。
 
 ん。・・そういうときに思い出すのは、不思議と「優しい」貴方だけ。

もちろん当たり前に、あの雑踏で、
決して偶然に貴方に逢えるとも思っていない冷静な私も居るんだけど。

 雑踏の中で。
 もちろんそこに貴方は居ないのだけど。

 雑踏の中で。
 そこに貴方が居ないからこそ?
 たくさんの人の中に、私は貴方を、確かに感じる。
posted by sizuku at 03:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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