2004年12月20日

今は。

一年と少し前、ちょっと私が追い詰められた感情になったことがあって、
そのとき私は彼に「こんなことで・・終りたくない。」と言った。
そのときの答が、
「今は、まだ終わりのことなんか考えなくていいんじゃないか。」だった。

昨夜の私は、とても疲れていて彼の前で泣いたのだけど、
泣きながら「ここでしか泣けないなんて、間違ってるのかな。」と言ったら、
「ここでしか泣けないなら、それでいいんじゃないか。今は。」と言ってくれた。

いつも殆どの言葉を断定口調で終らせる彼が、
ときどき語尾のニュアンスを曖昧にすることがある。
そこには彼自身の迷いもあるのかもしれない。
それでも彼はいつも私の気持ちを汲んで、最大限、誠実に受け止めてくれる。

私は彼から「ずっと」とか「永遠」という言葉を聞いたことがない。

私はときどき「ずっと傍に置いてね」とか「永遠に続くといいな」と言ってみるけど、
それは決まってスルーされる。
「出来ない約束はしない」が彼の信条なら、彼は最大限、自分にも誠実なのだろう。

確かに、明日の気持ちなんて誰にもわからない。
彼の気持ちも、私自身の気持ちでさえも。
見えない言葉の約束に縋るより、
今を大切にすることのほうがずっと確かなことなんだろう。

 それでもヘタレな私は「ずっと」なんて甘い言葉に、溺れてみたくもなるけどね。
 それを甘やかさないのが、オツキサマってことなのかな。

彼の言う「今は」が、確実に今日のことであり、そしてその「今日」が、
私は、明日も明後日もずっとずっと、永遠に続けばいいと思っている。

   ――――――――――

「今っていつまでなの?」もし私がぶつけたら、彼は何と答えるだろう。
「今は今だよ。」・・そう言って、いつものように笑うのだろうか。

それを気にする私のほうが「今」の期限を意識し過ぎているのかもしれないね。

 ・・ぁぁ、でもこれだけは信じてね。
 私は今、貴方の傍にずっと置いて欲しいと思ってる。
posted by sizuku at 15:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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