2005年05月27日

貴方と私の間には

貴方と私だけの隙間があって、

その隙間を埋めるものが何なのか、

 たぶん、私たちは、

それがもう、しっかりわかってる。

だから、逢えない夜でさえ、
こんなに痛くて、苦しくて、

切ないほどに、とても気持ちがいいんだろう。
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2005年05月21日

無表情

優しい目つき、とか、目が笑ってる、という表現がある。

また、(あえての括りだけど)SM系の話題では、
冷たい目、冷めた(覚めた)目、冷酷な視線、なんて表現もよく見かける。

目は口ほどに物を言い、ということだろう。

私はもともとそんな冷たい視線にゾクゾクするような女だった。
 それこそが私に火をつける、そんな気さえしていた。

ところが、彼と出逢って私は「無表情」というものを知ってしまった。


彼はときどき「その目」を見せる。

私の知る限り、私の周りに、あんな目をする人間は他には居ない。

それは「完全なる無表情」・・。


私はきっと、彼の「あの目」に嵌ったのだろう。

私は彼の、あの目、あの無表情に、興奮する。


彼の「あの目」で説かれたら、
きっとそれが相対性理論でも、私はイけると思う。

 ・・彼自身が気づいているかは、わからない。
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2005年05月18日

そして思った。

こんな私はやがて何処へ行くのだろう。
 ・・そこに貴方は居るのだろうか。
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2005年05月16日

私が幸せなのは・・

こんな人間であるにも関わらず、
貴方が私をちゃんと認めてくれるから。とても大事にしてくれるから。
そして守ってくれるから。

たくさんの選択肢があった中で、私はこの道を選んだ。

 あの日「一緒に探して。」と願った答えはまだ見つからないけど。

私は自分が選んだこの道に、間違いはなかったと思ってる。
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2005年05月15日

強欲

最後の最後に、彼がやっと正常位で挿入してくれる。
何時間も彼と居て、さんざん苛めて貰って、
やっと普通の女として彼に向き合えるのかと思うとき。

正常位は当然、私が下ではあるけれど、私の中では、
ごく普通の男とごく普通の女の、ごく自然な体位だという感覚がある。

ぁぁ、だから、抱き締めたいの、抱き締めさせて欲しいの・・と、
私は当たり前に、彼の身体に手を伸ばす。

「だめだ。手は上に。」と、彼が言う。

私ははっとして、仰向けのままで、仕方なく腕を自分の頭のほうへ伸ばす。
「ぁ。ぁぁっ。」・・そして、私はそのまま突かれる。

またすぐに私の手は、彼の腕を、彼の身体を求めて彼のほうに伸びてしまう。
「ほら。手は?」彼は私に突き立てながら、冷静なまま問い掛ける。

「ぁぁ・・はい。」「出来ないなら、止めるよ。」・・「ごめんなさい。」

抱き締めたいの。ぎゅってしたいの。
貴方にしっかりしがみついて、イきたいの・・。

けれど私は彼の言うまま、自分の手を頭上に戻す。
 ・・戻すしか、ない。

寝たままのバンザイの形で、自分の両手をきつく組んだり、
ヘッドボードやシーツを強く握り締めて、耐える。

ぁぁ、だから。こんなときこそ、ただ簡単に括るだけでいいから、
私の手首を拘束してくれればいいのに・・と思う。


私から、私の自由を奪って思い通りにすればいいじゃない。

・・そのほうが・・楽。
 ぁぁそうなの、私のような甘えた女には、そのほうが楽・・。

拘束されているわけでもなく、押さえつけられてるわけでもない。
なのに私は、彼のたった一言で、自らの手を彼から遠ざけ、ただ犯される。

「なに? これはなんなの? ぁぁ、なに? なに?」

どこかでとても不自然さを感じながら、気づくと私はものすごく興奮している。

またたまらなくなって彼に伸ばした手を、今度は彼が叩き、振り払う。
「止めて欲しいのか?」

私は首を振る。
「ぁぁ、抜かないで。お願いっ。ぁぁ、そのまま。ぁぁ、突いて。突いて。」

「ぁぁ。ぁぁ。・・いい、いいっ。・・ぁぁ・・ううん、止めないでっ。」

そんなとき、私の中では、"いい"と"嫌"がごっちゃになっていて、
もうわけがわからなくなっている。

意識朦朧となりかけて、ふと彼と目が合う。
真正面で、彼が言う。

「おまえは穴。ただの穴なんだよ。」


ぁぁっ。そうなんだ、私は穴なんだ。
ただの穴。穴。穴。

私がひどい言葉や、下品な言葉に興奮するのは、たぶん、
罵られたり嘲笑われたする状況に感じる、ヒロイズム的感覚ではないと思う。
私は妄想癖があるけれど、
現実の行為の中では極めてリアリストだと思っている。

私が興奮するのは・・そこに、私の真の願望や欲望があるのを、
彼に見抜かれていることを感じるからだろう。

穴。
・・そう。私はずっとそれになりたかったんだ・・。
・・私はずっと、ただの穴になりたかったんだ・・。

彼はもともと無口なほうで、
ねちねちとありがちな言葉責めをするタイプではないけれど、
ときどき呟くように発する言葉が、こうして私の核心をついてくる。

「イきそう。ぁぁイきそう。・・イかせて。お願い、イかせ・・ ぁっ。」

彼に抱き締められることなく、彼を抱き締めることさえ出来ないまま、
それでも私は、この上ない絶頂感を味わう。

あんなに気持ちのいいセックスを、私は彼以外としたことがない・・。


私はときどき自分の記憶が飛ぶほどに興奮してしまうので、
いつも彼との行為や、彼の表情、その言葉のすべてを、
逐一正確に覚えているわけでもないのだけれど、
私が覚えている限り、どんなときでも、何をしてても、彼は冷静さを失わない。

私に何かを思い知らせるなんて、
彼にとっては、赤子の手を捻るより簡単なことなのかもしれない。
そしてでもそれは、実のところ、特別、彼の趣味でもないのかもしれない。

でも、だったら・・彼は本当のところ、何に興奮するんだろう。


私は彼自身に、もっともっと興奮して欲しいと思う。
どうしたら彼がもっと興奮してくれるだろうと、いつも考えてる気がする。

だけどそれは、
彼をもっと気持ちよくしてあげたいなんて、殊勝な気持ちからでもないような。

詰まるところ、彼がもっと興奮してくれたら、気持ちイイのは私なのだ。

・・どこまでも浅ましく強欲な変態女。
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2005年05月14日

物事の捉え方

今夜、私はまた彼に大事なことをひとつ教わった。
 それは物事の捉え方。

「事実と感情を明確に区別してとらえること。
 多分、いちばん肝心でもっとも難しいのはそれだけ。
 いかなる場合でも、どんな問題でも。」

それは感情を殺せということではないだろう。

いついかなるときでも「事実は何か。」を見極める目を持つということ。

そうか・・。大事なのは、思考の中で、
それらを「明確に区別する(出来る)」ということなんだね。

 私は自分の感情に流されすぎる傾向があるんだろう。
 だからむやみに混乱することが多いんだろう。

喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、苦しみ、
様々な感情を、自分の感性でしっかり感じ取れる心を持ちながら、
「事実」を事実として、ごく冷静に見極められる目も持ちたい。

 ・・ありがとう。ありがとう。 私の・・大切な人。
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2005年05月13日

つぶやき

その記事を、私は読まなかった。
一度書かれて消された記事があったらしい。

と、いうようなことを、
その記事主に了解を貰ったわけでもなく、
勝手に書いてしまうのは申し訳ない気もするが、
 ・・すみません、甘えさせてください。

実は私も、この2日、何か書こうか書くまいか、というか・・
何か書いておきたい、そんな衝動はあるのだけれど、
上手く文章に出来ない、そんな逡巡たる思いに捉われている。

考えても考えても私の中には「?」ばかりが増えていく。

 またしても、私の感覚は、私の思いは、
 マイノリティの中の、さらにマイノリティなのか。

いつしかそれを、いけないこととは思わなくなった私も居るのだが、
まだそれを、こうしてOPENな記事には書けない私も居る。


昨日の昼間。私は彼にメールを送った。

「以前に、あることに不愉快を感じて記事を書いたことがある。
 今も私は、あることに不愉快を感じてはいるのだけれど、
 なんとなく・・あの時感じた不愉快と、今の不愉快では、
 私の中で、"不愉快の質"が違う気がする。」

 ・・そこを突き詰めるには、もう少し時間がかかりそうだ。


残念だった。

こんなことを書くのはとても失礼で、申し訳ない気がするが、
消された記事に、何が書いてあったのか・・
「自分への問い掛けとして」
私には、その記事を読んでおきたかったという思いが強く残った。
posted by sizuku at 21:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月12日

加減

私が大好きな「彼」の手は、指先までもがごつごつと男らしい。

鷲掴みにされて、指先に力を込められたりすると
自分の乳房なんて、ぐちゃっと握り潰されてしまうのではないか、
そんな恐怖を感じるくらいに、それはものすごく力強い。

が、同時にそれは、見た目からは想像もつかないほど、
器用に縄を操り、縛る肉質を見事に見極めるほど繊細でもある。


私が生まれて初めて縛られたのは、
縛るほうもまた生まれて初めて縛る、そんな年下の男に、だった。
 もう今となっては、遠い遠い昔の話だけど。

今思えば、最初その縄は、遠慮がちにとてもとても緩かった。
少し経つと、逆にその縄はきつくなリ過ぎた。

「ちょうどいい加減」というのを、あの頃、私たちは
きっと二人で探していたんだろう。

その加減を見極めるのに、私たちはお互いに真摯だったと思う。

残念ながら、ようやくその縄の加減が私の肌に馴染んだ頃、
まったく別の理由で、私たちはその関係を解消したのだけど。


加減のいい縄は、まるで吸い付くように肌に添う。
無駄な遊びはないくせに、ちゃんと肌が息をする。


初めて「彼」に縛られたとき、私は震えた。

年下の彼と別れてから、しばらくぶりで縛られる興奮もあったし、
とうとう「彼」に縛られるのだ・・という興奮もあった。

だけど何より「彼」の縄が、とても「加減がよかった」のだ。


そのときに私が感じる感情というのは、とても複雑で、
いつだって一言で言い表すのは不可能に近いのだけど、
言うなら「彼」の縄は、私には初めからとても心地が良かった。

その心地良さにはもちろん安心したのだけど、その裏で私は、
そんな「彼」の積んできただろう経験に、湧き上がる嫉妬も感じていた。

 ・・自分のことは棚にあげて・・。

 ――――――――――

そんな「加減」を知ってしまっている自分自身の肌も、
彼の経験にさえ嫉妬する自分の心も、

私は自分がものすごく汚れていて、
とても醜い、汚いもののように感じることがある。
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2005年05月07日

昨日は素敵な日でした。

love_log.jpg

彼が私の誕生日にくれた夕景に、ふっと足を止め見入ってくれた人が居て、
私の、そんな彼への想いにも、心を震わせてくれた人が居て、

あらためて、この世の中に彼が居ること、私が居ること、

そして周りには、顔も、本名さえも知らないけれど、
たくさん、たくさんの人たちが居ること、

彼も、私も、そんなこの世の中に生きていること、

 ・・そんなことを深く、深く、感じることが出来ました。

MIN☆MINサマ、TB、コメント、ありがとうございました。
posted by sizuku at 01:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月30日

・・と。ふと。

下の記事を書き上げて思った。

「歯の浮くような台詞なんて要らない。」

・・私は、むしろヒドイ言葉にこそ「愛」を感じる(感じようとする)
変態なのかもしれない。
posted by sizuku at 16:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「尊敬」の核

「彼を尊敬している」と言う私は、
だったら彼の何を、どんなところを尊敬しているのだろう、と考えた。

サディスティックな性嗜好を持つ彼を私は大好きだけど、それは尊敬とは違う。
詰まるところ、私は彼の働く姿、仕事に対する姿勢を尊敬しているんじゃないか。

以前よくSM系のチャットに出入りしてた頃、
誰だったかある男性に「どんなタイプが理想?」と聞かれて、私は冗談半分、
「医者、弁護士、大学教授。・・でなけりゃ、映画監督。」と答えてみた。

案の定、その男性の答えは「援助希望?」・・。
 まぁ、この文字だけ見たら、そう取られるのも自然かな。(笑)

だけどもちろん私は、そんなものなど望んでいない。

確実に言えたことは、私のそんな言葉に、
「援助?」などと真顔で聞いてくるような男には、全く興味がなかったということだけ。

職業に貴賎、優劣はないと思っている。
だけど、働く姿勢(仕事に向き合う情熱)には、人それぞれ差があると思う。

そんな視点は単なる私の好みの問題だろうけど、
私は「なんとなく働いてる男」(あるいは、そう感じられてしまう男)に、
全くと言っていいほど、魅力を感じない。

"構ってちゃん"で、寂しがり、不安がりの私には矛盾するようだけど・・

「男は仕事。・・女にかまけてる間があったら、働こうよ。」と、私は
どこかで本気で思っていたりする。

「男子たるもの、本懐を遂げよ。そして女は、半歩下がってついて行け。」
・・実はそれこそが理想と思う私は、
人として対等、人間として男女に優劣はないと思っていながら、
ある側面ではごく強烈な「男尊女卑」論者でもあるのかもしれない。


彼の働く姿(仕事への情熱)は、私にはとても眩しい。

彼が自ら選んだ仕事。
彼が、そこに自信と責任とプライド、そして夢や野望を持って日々邁進している姿が、
そんな彼の「働く姿勢」こそが、
私には、彼の「生きる姿勢」のように感じられる。

そして私はきっと、そんな彼の「生き方」を、尊敬してるのだと思う。

 もちろん構って欲しいけどな。
 もっとたくさん話したいし、逢いたいし、遊んで欲しいし、イかせて欲しいし、
 自分の垂れ流す体液と、彼の体液にまみれて、ドロドロになりたいけど。


仕事が忙しければ、当然私に割いて貰える時間は少なくなる。
それはほんとに寂しい。寂しくて寂しくてたまらない。

だけどそんな彼だから、私にはとてつもなく魅力的なのだし、
我ながら、矛盾だらけの厄介な性分だと思う・・。

 ――――――――――

歯の浮くような台詞なんて要らない。
自分の信じる道を真剣に突き進んでいく男に、私は黙ってついて行きたい。

歯の浮くような台詞なんて要らない。

けど。
私が一生懸命その後ろをついて行こうとしてるのを、
彼にはどうか、
 忘れないでいて欲しい。
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25時間

ここ数日連絡が途絶えていた彼から、メールを貰った。

ずっと心待ちにしていた曲。
彼からのメールを知らせる着信音・・「愛しても愛し足りない」。

そこには「1日24時間、足りない足りない。」と、
彼の、その多忙ぶりが書かれてあった。

一日があと1時間長かったら。25時間あったなら・・。
「その1時間を何に使うか?」と、
以前に何かの質問集を見たとき、私は彼に言った。

私なら・・その1時間を、もっと貴方を思う時間に、貴方に話しかける時間に、
貴方の為に使いたい、と。

もし今、彼に余分な1時間があったなら、彼は何をしたいのだろう。

私は当たり前に、私の為にも使って欲しい、と思うけど・・
それと同じくらい、私は彼をまずゆっくり寝かせてあげたい。

だけど彼は言うのかも。
「あと1時間あったら、そのぶん余計に仕事が出来る。」

そんな人。

 ――――――――――

忙しさを告げる彼のメールは、もちろん私に「寂しさ」をもたらす。
だけど同時に、彼の輝きも見せつけてくれる。

 何故だかわからない。わからないけど・・

今夜貰ったメールを読んで私は、
もう一度初めから彼を好きになろうと思った。
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2005年04月25日

「銀色の雫」100記事め。

これまでだって、何度も、何度も、
彼との関係に不安な気持ちになったことがある。

これはいったい何なんだろう・・って。
 恋人でもない。主従でもない。

だけどそんな関係は、私自身の理想でもあるはず。
ただ自分の「好き」が、そこにあればいいじゃん。と。

なのに、ときどき私は不安になる。


 ・・わかってる。

不安になるのは、
そんな自分の「好き」が見えなくなるときなんだ。

彼が忙しくて、なかなか逢えなかったり、
時に連絡さえ途絶えたり、それはとても寂しいんだけど、

 ・・寂しいだけじゃないんだな。

そんなとき私は、自分の気持ちを見失いそうになるんだ。

 そんなに彼が好きなの?
 ほんとに彼が好きなの?

どうしてだろう、自分の気持ちなのに。

私は、自分が何をしたいのか。本当は何が欲しいのか。
それさえ、わからなくなってしまうことがある。

だから、そんなとき決まって私は自分に問い掛ける。
「嫌ならやめれば?」「嫌ならやめてしまえばいいよ。」


もし。もし。私が「もう嫌になりました」と言ったら・・

彼はきっと「ふーん。」 あるいは「そうか。」
 ・・たぶん、彼が取り乱すことはないだろう。

そして私も。きっとそんな彼に取り乱すことなく、
(いや、一瞬は取り乱すかもしれないけど)
意外とあっさり、二人の関係は終るような気がする。

もし本当に私が嫌になったなら、
きっとこの関係はごくごく静かに終らせられるんじゃないか?

だから私は自分に問い掛けてみる。
「嫌ならやめれば?」「やめちゃってもいいんじゃない?」

何度も。何度も。繰り返し。繰り返し。

すると決まって、次の問いが浮かんでくる。
「やめられるの?」「本当に彼が居なくなってもいいの?」


・・・・・。

いいわけないじゃん・・。

彼を失って、今、自分がしっかり生きていけるとは思えない。
ちゃんと自分の足で立って、歩いていけるとは思えない。

 ぁぁ、どうしてだろう。ときどきこんなに苦しいのに・・。

彼を失いたくない。彼の傍にいたい。ずっと傍に。

彼は決して私を縛りつけようなんてしないのに、
私は彼から離れられない。

そしてようやく思い出す。
 ぁぁ、好きなんだ。私はやっぱり彼が好きだったんだ・・。

 ――――――――――

好きだとか。嫌いだとか。
こんなに真剣に考えなくてもいいものなのかもしれない。

そういう感情は、もっと自然に湧き上がってくるものなのかもしれない。

だけど私は、ときどきそうして自分で自分を追い詰めないと、
好きだとか、嫌いだとか、そんな原始的な感覚ですら、
自分自身で確かめられないときがある。

そうやって自分の気持ちを掴まえ直せさえすれば、
私はまた不安から解放されるのだけど・・。

そう考えると私の不安感は、彼によってもたらされるものではなく、
常に自分自身の中にあるもののような気がする。


彼の責めだとか、ときどき無性に激しいアクションが欲しくなるのは、

自分自身の心さえも見失ってしまいそうになることがある、
私のこんな性質と何か関係があるのだろうか。
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2005年04月23日

感傷

私はその沼の淵を見たことがあるんだと思う。
 ・・ううん、立ったことがある。水面から霧たちのぼる沼の淵。

そのとき私の隣には黒い人影があって、男は静かに囁いた。
「行くかい?」・・
おまえが望むなら。俺は水先案内人になってもいいよ。と。

そして男は、ぽつりと続けた。
おまえとなら。その深い底まで、俺も行けそうな気がするんだ。と。

私はゾクゾクした。
身体中が汗ばみ、反して、じりじりと喉が焼けるような渇きを感じた。
 飛び込めば。今飛び込めば、この渇きは癒されるのかもしれない・・。

男は、私の肩を抱いていた。

あと一歩。

爪先に感じた小石が、ちゃぽんと静かな音を立て水面にのまれていった。

 ・・だけど結局、私は飛び込まなかった。

いったいあの沼はどこにあったのだろう・・。


今私は静かな海を泳いでいる。

ひとりで泳ぐ。水は冷たい。
だけど、身体中が、何かとても懐かしい液体に包まれているような気はする。

 あの、空の月には手が届かないから・・
 せめても海面を泳ぐ月を目指して私は必死に泳ぐのだけど、
 泳いでも泳いでも、その月影にさえやっぱり私は辿り着けない。

 海はいつまでも、どこまでも、ただ静か・・。


渇いている。私は渇いている。

 だから飛び込んだ海なのに。

この海は、私をよけいに渇かす。

 ・・私が選んだ、海。
posted by sizuku at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月22日

優しくして。

ときどき忘れそうになる。

ただ貴方の優しさだけが欲しくなる。


 優しくして。やさしくして。

  ねぇ、ヤサシクシテ・・。


 苛めないで。いじめないで。

  ぁぁ、イジメナイデ・・。


・・優しいだけの男なんて・・

すぐに物足りなくなっちゃうくせに。
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2005年04月15日

「子ども返り」

thorn_roseさんの記事を拝見していて、私とは状況も感覚も違うのだけど、
あれは私にとっては、確かに私の「子ども返り」感だった・・と思うことがありました。

 ――――――――――

彼の前でついうっかり粗相をしてしまって、汚れた(というか自分で汚した)身体を、
彼がきれいに拭きとってくれたことがあります。

あのときは、確かに私も「放心状態」でしたが、
だけどそれは「快感」とか「至福感」から来るものではなくて、
ほんとうにどうしたらいいのかわからない、・・もっと言えば、
自分の身に、何が起こったのかもわからない、そんな状態でした。

全身の血がさーっと引いていくような感じがして、
四つんばいのまま固まってしまった私に、
彼は、とても静かに、穏やかに「きれいにしような」と声をかけ、
まるで赤ちゃんのオムツをかえるときのように拭いてくれたのでした。

私はそんな自分が、気が狂いそうなくらい恥ずかしいはずなのに、
拒否することも出来ず
(言葉を発することはおろか、避けて身体をずらすことさえ)
彼の為すがままに、ただ拭かれているだけでした。

「情けなくも・・」と、後からなら思うのだけど、
そのときはそんな感情さえ浮かばなかった。

あの時私が感じたのは「無力感」。
 彼の前で、何の力も持たない自分。

全てを彼を委ねよう、なんて意思さえも浮かばない、全くの「無」。

今思えば、つまり「委ねよう」「委ねたい」じゃなくて、
「委ねるしかない」のだったのだろうな、と思うんですが、
あのときの私は、彼の前で、
完全に無力な「子どもに返っていた」そんな気がします。

大人に戻って(我にかえって)また襲ってくる猛烈な羞恥感。
 今思い起こしても、それは鳥肌が立つくらい・・。

 ――――――――――

彼と一緒に居て、私の身にはいろんなことが起こります。

中にはもちろん彼の綿密な思惑のもとに、私に与えられているものもあるのだろうけど、
それは必ずしも全てが、彼が計算して引き起こしてるものでもない気がします。

一緒に居て、二人の間に起こる、様々なハプニングの数々。
それによって私は次から次、自分さえ知らなかった自分と向き合うことになる。

・・と、そう考えると私は、いわゆる彼の責めが欲しいのではないのかもしれない。
私は、彼の責めから生まれる(そこから引き起こされる)
思いもかけないハプニングこそが欲しいのかも。

そして私が幸せなのは・・

何が(どんなハプニングが)起こっても、たとえ私がそれでどんなに混乱したとしても、
彼がちゃんと見届けてくれて、しっかり私を受け止めてくれることなのかもしれない。

 ――――――――――

もし彼がサディストでなくても、私はマゾだと思うし、
もし私がマゾでなくても、彼はサディストだろうと思います。

 だから私は彼と一緒に居ると、とても気持ちがイイんじゃないだろうか。

もし彼がサディストでなくても、私はマゾだと思うし、
もし私がマゾでなくても、彼はサディストだろうと思います。

 ・・だけどそんなことはどうでもいい。

私は彼が大好きだし、彼と一緒に居ると気持ちがイイから。
posted by sizuku at 18:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月14日

不思議なことに気づいた。

私はザーメンを出してもらうのが好き。

セックスしてれば、(避妊の実際は別として)当たり前に「中」に欲しいと思うし、
「そこ」がいちばん自然な場所で、その状態で一緒にイきたい、と思う。

だけど、じゃぁ絶対に「そこ」じゃなきゃダメなのか。と言ったら私は、
ある種特別な衝動を感じさせてくれる相手なら、別にどこに出されてもいい。

むしろ「そこ」じゃないほうが、異常に興奮することさえある。

 と、ここで
 「ある特別な衝動を感じさせてくれる相手なら」なんて言い方をすると、
 むやみな誤解を招きそうな気もするので、今は彼だけ、だけど。

 
お腹や胸の上、あるいは四つんばいの腰、お尻。
口はもちろん、顔でも、頭でも、
それはショーツ越しの「そこ」や、極端に言えば床でも。

 もし目の前で、わざと床にしごき出されたりしたら、私はきっと、
 激しくその床に嫉妬しながら、狂ったようにそれを舐め取るだろう・・。

そんなとき、それはつまり「彼そのもの」だから。

私は「出してもらえること」が何より嬉しいし、それこそが私の欲しいモノ。

出してさえもらえるなら、場所なんてどこでもいい。


不思議なこと、というのは、

そんなとき私は決してそれを「汚いもの」とは思っていないはずなのに、
一方で私は、ときどきそのときに「汚して。」と口走っていること。
 それは、ごく普通に「そこ」に出してもらうときでも。

本気で「汚い」などと思ったら、どこに出されるのも嫌なはずだろうに、
自分でも矛盾するようだけど、私はそれに、
何故か「汚される」というイメージも持っているのだ。

そしてそのことが、時に私をより激しく興奮させる。


彼のザーメンは、美味しいとか不味いではなくて、たまらなく彼の味がする。

私はそれがここに欲しいし、そこに欲しいし、あっちにもこっちにも、
どこにでも、とにかく欲しい。欲しい。欲しい。欲しくて欲しくてたまらない。

そして私はときどき、全身に彼のザーメンを浴びて、
のたうちまわりたいと夢想することがある。

 身体中の、ありとあらゆるところに「彼」をもらい、
 全身を、ぬめぬめ、ぬらぬらと濡らし、光らせて、粘らせて、

 ドロドロの「彼まみれ」になって、イくことが出来たら・・

 ぁぁ、私はどんなにか幸せだろう。


そして痺れた頭で思うのだ。
 
 「ぁぁ、彼の体液に、私は溶けてしまいたい。」
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2005年04月12日

貴方に甘えた

今日は甘えたかった。

それほどに私は気弱くなっていて

立っていることさえ精一杯だった。


優しく抱き締めてこそくれなかったけど

貴方はとても温かく

今夜 私は、貴方に甘えた。


花散らしの雨の中

ひとり

また歩き始めていた 帰り道。
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2005年04月08日

私なら見せたい。

自分の手で無毛状態に手入れしたソコを彼に「点検」されることは、
もう「この世の終わり」ってくらいに恥ずかしい。
もちろん女友達との温泉旅行だとか、いわゆる知人、友人には、
そんなの絶対に見られたくないし、知られたくもない。

だけど。
例えば、健康診断の婦人科健診で。
例えば、韓国式アカスリのベッドの上で。

「それはどうして?」「なんでこんなことを?」
・・見ず知らずの赤の他人である相手が、
私本人には面と向かって何も言えない、聞けない状況でなら、
私はむしろ無表情に黙って淡々と、その部分を晒してみたいと思う。

オトナの女が、その部分を、
その年齢には似つかわしくない状態にわざわざ手入れしている。
・・そんなある種の「狂気」を、私は脱ぐことが必然の場所でなら、
赤の他人に晒してみたいと思う衝動に駆られてしまうのだ。

そしてそれを彼に報告したい。
彼の居ない場所で、そのとき私が独りソコを晒しながら何を感じたか。

ソコに注がれた、全くの赤の他人の視線とか。リアクション。
それを受けて、私が何を思い、感じたか。自分の心がどう動いたのか。
そんなことを事細かに。

まさかそんなシュチュエーションで、私は濡らさないだろう。
と、それが普通の感覚だと思うけれど、
いやいや私は、はしたなくも濡らすのかもしれない。

「濡れる」というのは、濡らそうと思って濡らすのではなく、
私の理性や意志とは無縁の現象だ。
自分の核にある本性とも言うべき感覚が高揚し、興奮すれば、
情けなくも、自分の理性や意志とは無縁にもソコは濡れる。

赤の他人に見せる願望があるとかないとか、
そんな度胸があるとかないとか、決してそういう問題ではなくて、
私はそのときの自分自身の心の動きにこそ、とても興味がある。

だから何より、それを彼に報告したい。

私がそれで何を感じたか。
私がそのとき、果たしてどんな女だったのか・・。

私が何を話そうと、
「おまえやっぱりサルだな。(笑)」 と、彼はきっと笑って聞いてくれる。

そして最後の最後に真顔で言うだろう。「ふん。どうしようもないサルめ。」

 ――――――――――

ところで。

ソコを無毛状態に保つようになってからかなりになるけど、
普段、常に下着で擦られ続け刺激を受け続けている私の淫核は、
もしや日々微妙に肥大してきているのでは?と思うことがある。

日常生活のちょっとした身体の動きにも、
ソコは思いがけず刺激されてしまうことがあって、
そんなとき私は、とても恥ずかしいのだけど、
それこそ自分の意志とは何も関係なく、着けている下着を汚してしまうことがある。

夜毎手入れの為に、自分のソコを2本の指で押し開くようにすると、
それは艶やかに紅くぷっくりと膨れ上がり、みるみる迫り出してくる。
ときどきわざと意識的に触れてみると、
まるで目に見えるスイッチを押したかのように、私の身体は反応するのだ。

・・私の身体の一部分でありながら、
私の意志ではコントロール出来ない不思議なパーツ。
posted by sizuku at 18:55| Comment(10) | TrackBack(1) | 銀色の雫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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